山梨県・甲州市・栖雲寺

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【 概 要 】−栖雲寺の創建は貞和4年(1348)、業海本浄が開山したのが始まりと伝えられています。武田家が庇護し、応永24年(1417)には当時の甲斐守護職武田信満が上杉禅秀の乱に加担したことで幕府に追い詰められ天目山で自害、遺骸は栖雲寺に葬られ菩提寺となりました。戦国時代には武田信玄が庇護し、信玄縁の品々が奉納され現在の寺宝として伝わっています。天正10年(1582)、織田信長の甲斐侵攻により武田勝頼は武田家縁の天目山を目指しましたが、それもかなわず田野で自害、栖雲寺も織田勢の兵火により多くの堂宇が焼失しました。栖雲寺は庇護者を失い一時衰退しましたが、信長が本能寺で倒れると徳川家康が領主となり領内の安定の為、焼き討ちにあった武田家縁の神社や寺院を再興し、栖雲寺もそれに伴い再興されます。江戸時代に入ると幕府から庇護され寛永20年(1643)には3代将軍徳川家光から寺領20石の朱印状を賜わり、建長寺末山の四大柱寺の一つに列するなどの格式を得ています。
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栖雲寺(甲州市):周辺の見所

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