山梨県・甲府市・大泉寺

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【 概 要 】−大泉寺の創建は不詳ですが元は大川寺と称する密教系の寺院だったそうです。大永元年(1521)、武田信虎が躑躅ヶ崎館(武田氏館)に本拠を移し城下町が整備されると、大泉寺も移され天桂禅師を招いて改宗開山し寺号も大泉寺に改称、信虎の菩提寺としたそうです。その後、歴代武田氏から庇護され寺運が隆盛し甲斐国領国内の曹洞宗寺院を統括する僧録所となり、住職も武田家一族を迎えるなどしています。天正2年(1574)、甲斐から追放されていた信虎が信濃国高遠(現在の長野県伊那市高遠町)死去すると龍雲寺(長野県佐久市:龍雲寺も武田領内の曹洞宗を統括する寺院の1つで境内には武田信玄のものと伝わる墓があります。)の大禅師北高全祝(雲洞庵(新潟県南魚沼市)から武田信玄に龍雲寺の住職に招かれた。)が招かれて大泉寺で葬儀が執り行っています。武田家が滅ぶと徳川家から庇護され格式と寺領が安堵されましたが江戸時代には削減されています。寺宝である絹本著色武田信虎像は信虎の死後、遺子信廉が菩提を弔う為製作寄進したもので昭和10年に国指定重要文化財に指定されています。
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大泉寺(甲府市):周辺の見所

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