山梨県・笛吹市・甲斐国一宮浅間神社

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【 概 要 】−浅間神社(山梨県甲府市)は垂仁天皇(第11代天皇・在位:紀元前29年〜西暦70年※在位年は機械的に計算したもの。)の御代に創建されたと伝わる古社です。平安時代に入り富士山の大噴火により、世情が不安定になると朝廷は伴直真貞と伴秋吉を派遣して、祭神である木花開耶姫命を現在地に遷座しました。これにより富士山が鎮まると神意に感謝に壮麗な社殿が造営されたそうです。格式が高く、当時の有力な神社が列記された延喜式神名帳では名神大社として記載され、近隣には甲斐国府があった為、国事の祭祀が行われるようになり甲斐国一宮として認識されていたようです(甲斐国一宮については諸説あります)。鎌倉時代に入ると、初代将軍である源頼朝が庇護し、その後は甲斐国守護職の武田家が信仰の対象とし、戦国時代には武田信玄が紺紙金泥般若心経(国指定重要文化財)を奉納しています(武田信玄が造営した摂社山宮神社本殿は国指定重要文化財)。天正10年(1582)に織田、徳川連合軍により武田領進撃で武田勝頼が自刃して果てると、その後は徳川家の庇護となり、江戸時代には徳川将軍家より234石の朱印地が認められています。明治時代の神仏分離令により、別当寺院だった神宮寺は廃寺となり、神社色を打ち出す事で国幣中社に格付けされています。拝殿は江戸時代初期の建物で笛吹市指定文化財となっています。
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甲斐国一宮浅間神社(笛吹市):周辺の見所

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