山梨県・笛吹市・甲斐国分寺跡

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笛吹市・甲斐国分寺跡
【 概 要 】−甲斐国分寺は奈良時代に聖武天皇が全国を統治する政策の一環として、各国に一寺ずつ設けた国分寺として創建された寺院です。古代の甲斐国の政治的中心地は山梨郡・八代郡で当時の役所跡や古代寺院の跡などが点在し、甲斐国分寺もその一翼を担っていました。平安時代後期になると朝廷の権威が後退し、それに伴い甲斐国分寺の時運も衰微し、10世紀末から境内の一部が宅地化されました。鎌倉時代に入るとその傾向が顕著となり火災により堂宇が焼失すると本格的な再興が行われず衰退したようです。14世紀に一時再興したようですが、再び衰微し戦国時代に甲斐守護職に就任した武田信玄により再興が図られ旧境内の隣地である現在地に堂宇が造営されました。江戸時代には甲斐国は天領(幕府直轄領)となった為、幕府が庇護し黒印地は8石余を安堵しています。国分寺跡は現在でも礎石の跡などが残され大変貴重な事から国指定史跡に指定されています。
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甲斐国分寺跡(笛吹市):周辺の見所

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