山梨県・南アルプス市・深向院

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【 概 要 】−深向院の創建は天長年中(824〜33)に弘法大師が開いたのが始まりと伝えられています。鎌倉時代初期に武田五郎信光が再興し寺号を信光寺に改称し末寺40ヶ寺を擁する大寺となりました。当初は真言宗の寺院でしたが天文年間(1532〜55)、当時の領主跡部大炊介が玄紹宗黄(興因寺5世)を招き中興開山し曹洞宗に改宗しました。境内には桁行12間、梁間8間の本堂をはじめ、鐘楼門や禅堂、知客寮、開山堂などが建立されましたが寛政12年(1800)の火災によりほとんどの堂宇が焼失しています。寺宝である木造釈迦如来座像は至徳2年(1385)に阿闍梨増光が製作したと伝わるもので桧材、寄木造、座高23.5cm、製作年、製作者が明らかで当時の作風がわかる貴重なものとして山梨県指定文化財に指定されています。
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