山梨県・南アルプス市・古長禅寺

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【 概 要 】−古長禅寺の創建は不詳ですが奈良時代の前半に行基菩薩が開いたのが始まりと伝えられています。当時は真言宗寺院で西光寺と称し寺運が隆盛し境内には七堂伽藍が建ち並んでいたそうです。その後、衰退しましたが正和5年(1316)、夢窓疎石が臨済宗に改宗開山し寺号を長禅寺に改めています。当時の領主大井氏の菩提寺として庇護され、大井夫人が武田信虎の正室となり晴信(後の武田信玄)を設けると長禅寺住職岐秀元伯が晴信に学問を教えました。大井夫人が死去すると長禅寺を分割し片方を甲府に移し夫人の菩提寺とし、当寺には古の字を付け古長禅寺として当地に残されました。大正13年(1924)の火災で多くの堂宇、寺宝、記録などが焼失しましたが延文2年(1357)に製作された木造夢窓国師坐像(像高82.5cm、玉眼、寄木造)が残り国指定重要文化財に指定されています。又、古長禅寺境内全体が山梨県指定史跡に指定されています。
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